コンサルは置くな。そう言いたくなる住宅会社経営のリアル
コンサルは置くな
…と言われる理由、わかります
住宅業界には、星の数ほどコンサルタントがいます。
そして正直な話、住宅会社経営者の半分以上はコンサルが嫌いです。
ええ、実はあなたも、
「コンサル?うーん……」
と思っている側ではありませんか。
今回は、そんな
嫌われ者代表・コンサルタントの話です。
結論から言います
コンサルは、いりません
いきなりですが、結論です。
あなたが優秀な経営者であれば、コンサルは不要です。
現場もわかっている。
数字も見ている。
社員の顔も浮かぶ。
そんな経営者なら、
確かにコンサルはいりません。
……理屈の上では。
でも、現実はどうでしょう
少し視野を広げてみてください。
大企業で、
コンサルが一切入っていない会社の方が、今や珍しい。
柳井正さん。
孫正義さん。
豊田章男さん。
日本経済を引っ張る経営者ほど、
当たり前のようにコンサルを使っています。
彼らが無能だからではありません。
むしろ逆です。
経営者の仕事は「決断」です
大企業では、
想像以上の数のコンサルタントが動いています。
各部門、各プロジェクトごとに、
大量の提案が上がる。
その中で、
実際に採用されるのはごく一部。
では、残りは無駄か。
いいえ、違います。
選ぶために、たくさん出させている。
最終的に
「これだ」と決めるのが、経営者の仕事。
つまり、
経営者の本業は、決断です。
私自身は、コンサルに恵まれませんでした
正直に書きます。
私は社長時代、
「これは良い」と思えるコンサルに、あまり出会えませんでした。
提案されるのは、
見積書テンプレート。
営業スキーム。
パッケージ化された仕組み。
失礼ですが、
「それ、Excelで自分で作れるよね?」
というレベルのものも多かった。
若い営業マンが
「社長、これどうですか?」
と持ってくる。
……いや、信頼しろと言われても、難しい。
結果、
自分で考え、
自分で決断し、
自分で実行してきました。
それでも、限界はありました
どれだけ頑張っても、
一人の頭から出てくるアイデアには限界があります。
だから私は、
本を読み、
ネットを調べ、
他社事例を見続けました。
本当は、
「社長経験のあるコンサル」が欲しかった。
売るためのコンサルではなく、
一緒に考え、視野を広げてくれる存在です。
住宅会社の経営者は、全部やりすぎです
住宅会社の経営者は、
本当に何でもやります。
営業も。
設計も。
現場も。
採用も。
経理も。
経理未経験の経営者が、
「この仕分け、どうします?」
と聞かれて固まる。
給与は勘。
賞与は雰囲気。
評価制度?
そのうち考えよう。
……正直、珍しくありません。
部門別コンサルは、現実的ではありません
営業コンサル。
原価コンサル。
人事コンサル。
DXコンサル。
全部入れたら、
費用はいくらになるでしょう。
その一方で、
数百万円かけて営業コンサルだけ入れている。
でも経営は、
営業だけで成り立っていません。
だから私は、今ここにいます
私が住宅会社を若手に譲り、
コンサルティングを始めた理由は、ここです。
承継した社長には、不安がある。
でも、前社長である私に頼らせ続けるわけにはいかない。
それなら、
外の立場で、伴走できる存在になろう。
そう考えました。
社員が急に反発することもあります。
これは性格ではなく、状態の問題です。
予防も、対処もできます。
「工務店」で一括りにされるの、嫌ですよね
性能重視の工務店。
デザイン重視の工務店。
ローコストの工務店。
……正直、そうでない工務店もあります。
全部まとめて
「工務店」
と呼ばれるのは、嫌ですよね。
実は、
コンサルも同じです。
コンサルを使わない方針は、顧客には関係ありません
自然素材の家。
高性能住宅。
デザインへのこだわり。
これは顧客に刺さります。
でも、
「うちはコンサルを使っていません」
に共感する顧客は、ほとんどいません。
大切なのは、
どこへ向かう会社なのか。
その道を
明るく照らし、
転ばないようにし、
迷った時に近道を示す。
それが、
良いコンサルの役割です。
困る前に、使うという選択肢
コンサルは、
困ってから呼ぶものではありません。
迷い始めた時に使う。
それだけで、
経営はずっと楽になります。
しばらく、
こうした内容を書いていきます。
無料相談へのアクセス率も、
正直に見ていきます。
最後に
経営者の仕事は、
一人で抱えないことを決めること
でもあります。
話すだけで、
頭が整理されることもあります。
無料相談では、
売り込みはしません。
「この会社に、どんな支援ができるか」
それを整理するだけです。
必要なければ、使わなくていい。
でも、
知ってから判断する。
それだけは、
損にならないと思います。