住宅会社のDXは9割失敗する|その理由は「ツールから導入するから」です
住宅会社のDXは9割失敗します
少し過激なタイトルかもしれません。
しかし、これは大げさではありません。
多くの住宅会社がDXに挑戦しています。
ITツールを導入したり、営業支援システムを入れたり、顧客管理を始めたり。
ところが数年後、そのシステムはどうなっているでしょうか。
「入れたけど使っていない」
「一部の人しか使っていない」
「結局エクセルに戻った」
こういう話を、私は何度も聞いてきました。
DXが失敗する会社はとても多いのです。
DXが失敗する理由はシンプルです
理由は難しくありません。
ツールから導入するからです。
DXの営業を受けると、システムの便利さを説明されます。
・この顧客管理を入れれば営業が効率化します
・この工程管理で現場管理が楽になります
・このツールで情報共有ができます
確かにその通りです。
そのツール単体で見れば便利なのです。
しかし、問題はそこではありません。
住宅会社の仕事は全部つながっています
住宅会社の仕事は、一つのツールでは完結しません。
営業
設計
コーディネート
現場管理
アフター
すべてが連動しています。
営業だけDXをしても意味がありません。
現場だけDXをしても意味がありません。
業務の流れを理解せずに導入したツールは、
社内に孤立したシステムになります。
すると社員はこう言います。
「使いにくい」
「使わない方が早い」
こうしてDXは止まります。
DXの目的はIT導入ではありません
ここが一番の勘違いです。
DXとは
IT導入ではありません。
DXの目的は
仕事を効率化すること
時間を削減すること
ミスを減らすこと
です。
AIを入れることでもなければ、
最新のシステムを導入することでもありません。
DXは仕事の効率化です。
住宅会社DXの最初の一歩
住宅会社において、最初に取り組むべきDXはそれほど多くありません。
まずはこの3つです。
顧客管理
工程共有
チャット
この3つが整うだけで、会社の仕事はかなり変わります。
電話が減る
情報共有が早くなる
工程ミスが減る
この変化は大きいです。
DXの前に考えるべきこと
DXを導入する前に、必ず考えてほしいことがあります。
それは
どこを効率化するのか
です。
会社の仕事を見渡してみてください。
時間がかかっている業務
無駄な作業
二重入力
こういったものが必ずあります。
そこを理解せずにツールを入れても、
DXは成功しません。
DXはツールではなく経営です
DXはITの話ではありません。
業務の設計
働き方
組織の仕組み
これらを見直すことです。
その結果として、ツールを使う。
これが本来のDXです。
ツールから始めるDXは失敗します。
業務から始めるDXは成功します。
DXは難しいものではありません
DXという言葉が、DXを難しくしています。
でも本当はシンプルです。
仕事を効率化する。
それだけです。
今の業務の中で、
どこを効率化できるのか。
そこを考えることから、DXは始まります。