社員がバラバラな会社ほど伸びない理由|個性的な社員をまとめる育成の考え方
「うちのスタッフは個性的すぎる」
「社員がバラバラだ」
「もっと優秀なスタッフがほしい」
中小零細企業の経営者やリーダーであれば、一度は思ったことがあるのではないでしょうか。
それも無理はありません。
優秀な人材は、とっくに大手企業が囲い込んでいます。
中小零細を選んでくれる人材は、良くも悪くも「ちょっとだけ個性的」なケースが多くなります。
もっと言えば、大手企業だって優秀な人材ばかりではありません。
規模の大小を問わず、経営者なら誰もが感じる悩みです。
だからこそ今は、
「優秀な人材が来ない」と嘆くより、
「今いる人材のポテンシャルをどう引き出すか」
を考える時代だと思っています。
このボヤキ、全部私のことです
冒頭に挙げたボヤキ。
実は、すべて私自身の言葉です。
「中小零細企業に優秀な人材なんて集まらない」
これは、当時の私の“あきらめ”でした。
でも、そこで思考を止めるのではなく、
「じゃあ、このメンバーでどう戦うか」
を考え始めたところから、会社の見え方が変わりました。
今日は、
考え方を2つと、
今すぐできる具体的な取り組みを1つ
お話しします。
広場より、直線のトラックを用意する
少し例え話をします。
あなたは乗馬初心者。
とりあえず馬を歩かせたり、走らせたりはできるようになりました。
さて、
馬をまっすぐ歩かせたり、走らせたりするには、
「だだっ広い広場」と「両側に柵のある直線コース」
どちらが向いているでしょうか。
答えは、直線コースです。
会社も同じです。
社員に自由を与えすぎると、確実にバラバラになります。
自由に働くことと、
自由に価値をつくることは、まったく別物です。
例えば、
自社のUSP(自社の強み・価値)は明確でしょうか。
住宅会社で
「お客様の要望通りの住宅をつくる」
これは価値ではありません。
デザインなのか。
性能なのか。
設計ルールなのか。
すべてを一気に決める必要はありません。
まずは、自社の基本思想という“直線コース” を用意することが大切です。
社員は「何のために」仕事をしているのか
次に大切なのが、目的です。
社員は何のために仕事をしているのでしょうか。
「家族の生活のため」
これは正直すぎてNGです。
「会社の利益のため」
これも、社員の心は動きません。
大切なのは、大義です。
ただし、大義は抽象的すぎてもダメです。
「美しい街並み」は△。
「将来の日本のため」も△。
もっと具体的でいい。
例えば、
「日本の資源を守るため、長く住まわれる住宅をつくる」
「エネルギー消費を抑える高性能住宅を広める」
「顧客の資産を守り、地域の資産になる家を残す」
まず必要なのは、
経営者であるあなた自身の大義です。
忙しくて考える暇がなかった、という方も多いと思います。
最初は口だけでも構いません。
口にしているうちに、少しずつ自分に浸透していきます。
いちばん即効性があった、具体的な方法
さて、
ここからが「すぐできる話」です。
個性的な社員をまとめる方法。
私が最初に手を付けたのは、これでした。
社員に服を配ること。
拍子抜けするかもしれませんが、効果は抜群です。
ユニクロで十分です。
ワイシャツとスラックスを揃える。
例えば、
ジャージーシャツ(動きやすくシワにならない)
感動パンツ(サイズ豊富で老若男女対応)
色を揃えるだけで、
社内に一気に統一感が出ます。
大義やUSPは時間がかかります。
でも、服は今日ユニクロに行けば終わります。
これは「ユニフォーム化」が目的です。
ユニクロをおすすめする理由は、
欠品が少なく、通期で買えるから。
定番商品は廃盤になりにくく、
セール時にまとめ買いもできます。
個性的だからこそ、会社は強くなる
誤解しないでほしいのですが、
個性的な社員が悪いわけではありません。
むしろ逆です。
個性的な社員がいるから、
さまざまなアイディアが生まれます。
適材適所という言葉も、個性があるから成立します。
問題は、
個性を活かす“枠”がないこと です。
パズルのピースは、
バラバラだとただの紙切れですが、
はまる場所があれば一気に意味を持ちます。
社内がどうしてもバラバラなら
それでも、
どうしても社内のバラバラ感が抜けない。
そんな場合は、
一度、無料相談をご利用ください。
私自身、何度も同じ壁にぶつかり、
そのたびに乗り越えてきました。
元請けの住宅会社であれば、
社員は絶対にいた方がいい。
その理由については、
また別の機会に書きます。